“学び”で選ぶ所沢──小学校から大学までそろう教育インフラ徹底ガイド
住宅や間取りの話はいったん置いて、今回は「地域の教育・学習環境」にぐっとフォーカスします。
所沢市ならではの“学びの選択肢”を、年齢ステージ別にわかりやすくまとめました。
■ まずは基盤!──公立小・中学校の充実度
所沢市内には公立小学校が35校(分校含む)あり、市内全域をバランスよくカバーしています。
どの学区でも通学距離が比較的短く、特に低学年の場合でも徒歩20分圏内に学校が収まる設計がなされています。
また、公立中学校は17校あり、2024年度からはICT端末の1人1台体制が整備され、プログラミング授業も本格的にスタートしました。
時代に即した学びを提供する環境が着実に整っています。
さらに、南部エリアを中心に児童数増加が見込まれることから、2027年度に向けた校舎の増改築計画も進行中です。
新興住宅地でも学区調整に配慮されており、今後ますます教育環境が整っていく見通しです。
■ 放課後どうする?──市内54か所の児童クラブ
所沢市では、生活クラブ11か所と児童クラブ43か所、合わせて計54か所の学童施設を設置しています。
共働き世帯の増加に対応し、学童に入れない“学童難民”を防ぐ体制がしっかり整えられています。
さらに、2025年度からは安松エリアと美原エリアで新たに各1施設が新設される予定で、低学年の受け皿がさらに拡充される見込みです。
■ 習い事の幅が広い!──プログラミング&STEAM系教室
所沢市内にはプログラミング教室も充実しており、ヒューマンアカデミー、スタープログラミングスクール、トライ式などを含め、9校以上が展開しています。
ロボット教材やScratch、さらにはPythonといったプログラミング言語まで、段階的に学べるカリキュラムを取り入れている教室が多く、子どもの興味やレベルに応じた学びが可能です。
公教育で基礎を、民間教室で応用・発展を学ぶスタイルが自然に取れるため、所沢市は21世紀型スキルを身につけたい家庭にとって理想的な環境が整っています。
■ “知の拠点”が街に溶け込む──図書館&大学
学びの拠点として、所沢市立図書館ネットワークが活躍しています。本館と8つの分館を合わせた市全体で、平日19時まで開館しており、親子で使える学習スペースや絵本の読み聞かせ会なども定期的に開催されています。
さらに、早稲田大学所沢キャンパス(人間科学部・スポーツ科学部)では、一般市民向けに公開講座やフィットネスプログラムを実施しており、大学図書館の開放日も設定されています。
これにより、子どもから大人まで生涯にわたって学び続けられる、理想的な地域学習インフラが整っています。
■ 体験学習の宝庫──ところざわサクラタウン
所沢市の新しい文化拠点「ところざわサクラタウン」内にある角川武蔵野ミュージアムでは、キッズ向けのアートワークショップや科学実験イベントが通年開催されています。
また、施設内には授乳室やおむつ交換台、電子レンジも完備されており、乳幼児連れでも安心して訪れることができます。
遊びながら学べる体験型施設として、子育て世帯から高い人気を集めています。
■ まとめ──“学びの選択肢が多すぎる”ことが、所沢市の最大の魅力
所沢市には、35の小学校と17の中学校があり、通学距離を最短化できるように配慮されています。
また、54か所の学童クラブが整備され、今後も新設予定があるなど、放課後の居場所確保にも力を入れています。
民間のプログラミング教室も9校以上あり、学校教育だけにとどまらず、先進的なスキルを地域内で伸ばすことが可能です。
さらに、大学・図書館・ミュージアムが一体となった学習エコシステムが整っているため、幼児期から大人になっても“学び続けられる街”といえます。
都心近郊で、これほど豊富な教育リソースが整ったエリアは非常に貴重です。
お子さまの「やってみたい!」が芽生えた瞬間に、すぐにチャレンジの場が見つかる。
そんな理想的な学びの環境を求めるご家庭には、所沢市をぜひおすすめしたいと思います。