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宮下さん 工務店経営

私の仕事を紹介します

「私の仕事を紹介します」 宮下康則先輩(人材派遣・工務店経営)

私の仕事は美容室などの内装、壁紙を貼ったり、床を平らに加工して床を貼る人材を現場に派遣することです。
内装の仕事を簡単に紹介します。まずは何と言っても図面が無ければなりません。何事も方針がないままに始まるわけには行きません。図面を見ながら施工主(お客様)と打ち合わせを重ねます。部屋の間仕切り、壁、床の色等も含まれます。そうして墨出しをします。部屋の間仕切りをどうするかですね。それから壁の下地を作り壁紙を貼ります。ここから一番の難敵のレベル出しが始まります。床を真っ平らにしなければなりません。ここが一番神経を使うところです。そうして何度も確認をしたあとに床材を貼ります。その後、美容室ですとシャンプー台の設置、カット面、鏡の設置を行います。私の会社では、現場に出るための研修を行ってから現場に派遣をしています。

この仕事を思いついたのは、高校を卒業して父が建設業でしたので家業を手伝っていました。
シャッターの下請けの仕事でした。仕事があるときとそうでないときのばらつきが激しく安定はしていませんでした。また怪我をしたらなんの保証もありませんでした。結婚をして子供もいました。子供を大学へやりたいと漠然と考えていました。

人を研修して、一人でできないことをみんなでやれればまとまった仕事が請け負えると考えて会社創り、人材募集、顧客集めを並行して行いました。
三十歳の時、家族を含めて周りは大反対をしましたが、事業計画を示し収益を説明して納得してもらい会社を始めました。「いまやらないといつやるんだ。絶対に諦めない」という気持ちは強かったですね。

自分で事業を始めて中学時代、野球部で敗戦投手になったときのことがよく頭をよぎりました。勝っていた試合を自分の心のスキから負けたこと。相手の諦めないという気持ちに負けたことがよく頭をよぎりました。

とにかく、人脈がありませんでしたから、お客様周りを繰り返し、小さな仕事を積み重ねていきました。そこから、紹介を得て少しずつ広がっていきました。仕事量が少ないと人はやめてしまいます。多いときは同業他社の助けを借りることもあります。

野球部で培った継続性、そして少人数ながらいつもと大会常連校にしていただいた監督の手腕、勝つための戦略を振り返りながら仕事上での戦略を考えています。会社を設立して19年。社員も増えてきました。彼らに業界平均より上の給料を払えるようにすることを目標にしています。「ビジョンを持つこと」「努力すればできることがある」ことを伝えたいと思っています。

 

みんなの感想

〇絶対にあきらめないという話を聴いて元気が出た。

〇1ミリ間違えたらやり直しになるという緊張感の下で仕事をしているんだなあ、仕事ってすごいなあと感じました。

〇自分がした辛いことを社員にはさせたくないという思いは素晴らしいと思いました。

〇失敗したっていいんだ。やり通し続けることが大切なんだ。

〇負けて知った心の隙。

〇なんでもビジョンを持つということ。

〇リスクを背負わないと何もできない。

〇慢心は命取りなんですね。

〇強い信念が大事なんですね。

〇成功できないと思ったら成功しないんですね。

〇野球の試合で1イニングで逆転されたということ。

 

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